◆夢のチョコレート工場 (メル・スチュアート )
くるっぱー的採点板:[★★★☆☆]
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1971年/アメリカ
監督:メル・スチュアート
出演:ジーン・ワイルダー、ジャック・アルバートソン
ピーター・オストラム,ロイ・キニア 他
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<注!!ネタばれあり!!>
ウンパルンパ♪ドゥパディドゥ~~~♪
2005年に、ティム・バートンが監督、ジョニー・デップ氏が主演で
「チャーリーとチョコレート工場」としてリメイクされたことのほうが
記憶に新しいかと思いますが、これは71年度制作版。
ちなみに私、「チャーリーと~」は見ておりません。
で、スカパーでたまたまこれやってたんで
「あ、ティム・バートンが作った奴のオリジナルね」と
気軽に見てたんですが。
な、な、なんですか。これ。
ファンタジーの名を借りたホラーですか?
ティム・バートン版はどんなんだったんですかぁぁぁぁ!!!!!
そんなココロの叫びを抑えることの出来ない作品でした。
ウンパルンパ♪ドゥパディドゥ~~~♪
あらすじは皆さんご存知のとおり、
貧乏な心優しい少年チャーリーが
世界中で大人気のウォンカのチョコレート工場への
招待を受け、(たった五人しか招かれない)
おじいちゃんと一緒に工場見学へ行って
奇妙キテレツな工場で摩訶不思議な体験をして・・・・・
と、いうお話です。
なんか、いい話のような予感がするじゃないですか。
実際それ、気のせいだったんですけどね。
私の予想として
工場に入ったら、
摩訶不思議で夢いっぱいのチョコレート工場絵巻が展開して
びっくりしたりどっきりしたりしつつ
わがままな子供たちには、それなりにおしおきとかあって
わからずやの大人たちにも、それなりのショックがあって
みんな、なんかしらんけど
「夢」とか「希望」とか「正しい心」に目覚めて
なかでも貧乏で優しいチャーリーにはいいことが起こる。
と、そのようになっていたんですが
その全てが微妙に「コワイ」方向にずれてました。
久々に、かなりこわかったです。
まずチョコレート工場。
時代が時代だからかもしれませんが
セットのチョコレート工場、間違いなく美味しそうじゃありません。
途中までの仕掛けはそこそこ楽しめましたが
肝心のチョコレートだらけの「夢」の工場、
なんか裏の意図があるんじゃないかと勘ぐるほど
夢がないというか、「秘宝館」っぽいです。
そしてチョコレートが、美味しくなさそう。
チョコの河など、間違いなく茶色の絵の具溶かしただけにしか
見えないんですが、どうなんでしょう。
それを、おいし~~~いと言って、手づかみでわっさわっさ
食べるお子さん達がまた醜くみえて、
いやあ これティム・バートン版どうだったんですか?
夢、ありましたか?71年度版はお金なかっただけですか?
そして、わがままいっぱいな子供たちに待っていたのは
ちょっとしたおしおきじゃなくて
「DELETE」。
・・・・。消えてましたけど。どっかに。
ダストシューターのようなモノに吸い込まれてどこかに
飛んでいったでぶな子供。
顔も体も真っ青になった挙句にどこかに連れて行かれた子供。
テレビの中に素粒子化されて小さくなって、またしてもどこかへ
連れて行かれた子供。
あと、なんだったっけなあ。
で、一応「大丈夫、大丈夫」なんてウォンカさん
言うてはるんですけど、消えた子供たち、
ラストになっても戻ってきやせんが?
私見逃してましたかね?なんかもう最期のあたり
気もそぞろでしたから。
これ、子供嫌いの大人にとっては夢かもしれんけど
お子様に推奨するようなファンタジーかっていうと
かなり
「黒い」気がします。
ティム・バートン版はどうだったんですかあああ
そして噂のウンパルンパ族。
CGじゃないから怖い。
顔は大人で体は子供。
顔はオレンジ、髪の毛緑、さ、サイケでフリークス風味満載、
みんなで歌うよ
「ウンパルンパドウパディドゥ♪」
なんか、彼らはワンカ氏に強制労働させられて洗脳されて
搾取されているようにしかみえないんですが
気のせいですか?
でもはっきり言って、彼らの歌と踊りだけが
強烈に印象に残るのも確か、単純なメロディ、洗脳する気
まんまんの歌詞に、確かに
ファンタジーの世界につれていかれそうではあったわけですが
この映画「黒く」ないですか?
ティム・バートン版はどうだったんだぁぁぁ。
ま、そんなこんなで、
サイケな色彩感覚、ブラックな展開、説教臭いストーリーと
一体どこの誰を狙って作ったファンタジーなのか
、いやまて、そもそもファンタジーとは。
と、そこまで考え始めてしまう映画でありましたが
とにかく、間違いなく、強烈な印象を残す映画だったとだけは
申し上げたく候。
見ながらずっと
ティム・バートン版はどうだったんだぁぁぁ。
と、思ってました。見た方よかったら教えてください。
余談ですが
「のだめカンタービレ」の作者、二ノ宮知子の傑作漫画
平成よっぱらい研究所―完全版の中に
二ノ宮氏が
「ウンパルンパ」の踊りを踊っているシーンがあります。
漫画を見たとき、なんか可愛い踊りだなあ、元ネタあるのかなあ
と、思っていましたが、あったんですね、こんな怖い映画だったんですね。
さすがですね、二ノ宮氏。
【くるっぱー】
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» DVD「夢のチョコレート工場」 [☆ 163の映画の感想 ☆]
現在公開中の「チャーリーとチョコレート工場」のリメイク元の作品。1971年の映画です。
この映画を観ると、ティム・バートン監督がリメイク元のこの映画を元々スッゴク好きでかなり忠実に作っているなぁ~と感じました。もちろん、時代が違うのでチャッチイところも沢...... [Read More]
Tracked on February 28, 2006 at 12:01 AM

Comments
こんにちは。実はこのDVDも、原作も持ってまして、新作の方も見ました。
そうですね、マ、原作もどうしょうも無い子供に映画まんまのお仕置きしてますから、怖い、といえば怖いか(笑)映画版は子供の最後の様子も出てきますが・・(本のまんま)でもティム・バートン版の方がもっと気色悪かったですよ~。私はこちらのワンカの方が好きなんですけど・・・ウンパ・ルンパも笑えてよい、新作は???のウンパ・ルンパ(大分違いました)でもっと派手になってました。ミュージカル好きなのとジーン・ワイルダーで私はこっちをとるか。
Posted by: misao | February 14, 2006 at 10:13 PM
はじめまして。チラチラ拝見しております。くるっぱー様の感じ方大好き!
でも私とくるっぱー様は観る映画がことごとく違うので、くるっぱー様の感想を読んで「へっ、そうなんだー」
と思っているばかりで、確認したことはございません。
ただ、これ、ね。私もビックリしたんです。あ、でも私が見たのはティムバートン版の方ですけど。
あのストーリーでファンタジーっぽく売り出してるその映画会社の手法というか手口というか…それにもビックリ!
怖いって!子供観たら泣くって!勘弁しとくれー
ウンパ・ルンパも感情があるのか?ないのか?
(あくまでティムバートンの方)ウォンカが悪いやつやらいいやつなんやら、心に傷を持っているからこうなったんだ・・・
というところもハッキリしなくて、中途半端なキャラだったー
私的にこの映画の存在から(映画の内容ではありません)「世間の評価はあてにならない」という教訓を学ばせていただきましたわ。
(ジョニーデップ&ティムバートンファンの皆様ごめんなさい)
ではではくるっぱー様のますますの活躍を期待していますねっ!(早く言えば「もっとどんどんズバズバッと言っちゃって~!」)
Posted by: murasaki | February 15, 2006 at 09:38 AM
>misaoさん おおっ、両方ご覧になったのですね。
原作って有名なお話だったそうですね、これ。
一説によると作者が自分の子供のために書いたお話なので
「悪い子はいねが~」風味が満載で
説教臭がして、怖いのは当然だという人もいて
なるほど~などと思ったわけですが。
ティム・バートンのほうがもっと気色悪かったんだ?
一体どんなふうになったんだろう~~
怖いけど見たいです、多分見ちゃいます。
ウンパルンパも違うんですかー、うわー、気になるなあ。
> murasaki さん はじめまして、コメントありがとう
ございます、とっても嬉しいです。
この数年ワタクシ、映画館に行きにくい環境なので
ついつい、ホラーとかばっか見てますけど
なにか気になる映画とかあったら、是非気楽にコメントして
くださいね、新作映画のお話なども是非教えてください♪
でー、やっぱりティム・バートン版もこわいんですね
そうなんですね。
お金かかった分凄みが増したのかしら。
多分そのうち見ます。楽しみになってきました。
それでは、今後ともよろしくお願い致します。
Posted by: くるっぱー | February 17, 2006 at 09:55 AM
あははははははははははは(爆笑)
こっち、観たいw
バートンのは子供たちと映画館で観たんですよ。ずいぶんオトナになったね、ティムwと思ったものでした。
お仕置きも可愛いし。
こぎれいでしたんで。
オリジナルのほう、むしょう~に観たいデス。
Posted by: ルー | February 17, 2006 at 09:22 PM
オリジナル、個人的にルーさんには
かなりオススメします。
見たら感想聞かせてくださいね
Posted by: くるっぱー | March 11, 2006 at 04:07 AM
はじめまして、ヒロタンです。
酷い目にあった問題児たちの末路ですが、ワイルダー版では彼らの末路は描かれませんでしたが、原作小説とティム・バートン版では工場から出してもらえるシーンがちゃんとあります。
あとワイルダー版では「チャーリーの見た目が善人に見えない」とか「(原作とバートン版では存命の)チャーリーの父親が死んでいる」とか「ウォンカが産業スパイに見せかけた手下を使って子供たちを試していた」など問題点が多すぎます・・。
Posted by: ヒロタン | December 02, 2006 at 12:23 AM