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September 19, 2005

◆地球の危機 (アーウィン・アレン)

くるっぱー的採点板:〔★★★☆☆]

B000793D76DVD:地球の危機
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1961年 アメリカ
監督: アーウィン・アレン
出演: ウォルター・ピジョン、ジョーン・フォンテーン
    バーバラ・イーデン、ペーター・ローレ、ロバート・スターリング
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<注!!ネタばれあり!!>

もう映画好きの皆様はご存知かと思いますが
ロバート・ワイズ監督が今月14日、ロスアンジェルスの病院で
心不全でお亡くなりになりました。

asahi.comより

ここしばらく偶然にもワイズ監督の映画をたてつづけに
見ていたのですが、本当にいろいろなジャンルで
たくさんの心に残る映画を残してくれた監督でした。
「たくさんの、素晴らしい映画をありがとう。」
と、感謝しつつ、ご冥福をお祈りしたいと思います。

というわけで、気を取り直して
今回は「地球の危機」でございます。
これもまたSFというより「空想科学」と言いたい、
微妙にとんでもない映画でございます。

あらすじは・・・・・・・・・

実験原子力潜水艦シービュー号が試運転のため
VIPを招いて北洋で航海中、突如として地球を取り囲む
ヴァン・アレン帯がに変異が起こり、地上は灼熱地獄と
化してしまった。
このままでは地球は破滅してしまう。
シービュー号に乗っていたネルソン提督は国連での緊急会議
に出席し、自ら危機の打開のために考え抜いた秘策を
会議に提出した。
それは、ある決められた時間に決められた地点まで
シービュー号が移動して、そこから空に向けて核ミサイルを
発射して、それにより放射熱を一気に放出し、地球を冷やす
というものだった。
このいちかばちかの提案に国連は反対し
かくて暴走ネルソン提督率いる潜水艦シービュー号は
世界を救うための旅にでるのであった。

果たして結末は・・・・・・・・・

というもの。

無茶です。
だめですよ、そんな気軽にぽんぽこ核攻撃しちゃ。
あとのことを何も考えていないネルソン提督、
おそろしいほどダンディです。

えー、この映画、話は荒唐無稽でむちゃくちゃなんですが
イメージとしての大海原、海底の旅の映像が
とても綺麗。おだやかなBGMがまたノスタルジーを
誘います。
いまどきの潜水艦映画ですと、なんつーか無彩色な
空気少なそうで息つまりそうな潜水艦・・・というリアルな
描写になるかと思うのですが
こちら、シービュー号、目にも鮮やかな極彩色の
海の景色、なんとなくゴージャスな潜水艦内部など
60年代当時の人々が、まだ科学の進歩に対して実に
肯定的であっただろうということがしのばれて
なぜか和みます。 ええ、映像には。

この映画のちに
「海底科学作戦/原子力潜水艦シービュー号」として
テレビシリーズにもなったそう。
こちらは根強い人気のあるテレビドラマのようですが残念ながら
私は見たことがありません。

映画はですね。
その素敵海底映像をのぞくと、かなりとんでもないです。
真面目な性格の方がみたら
怒っちゃうんじゃないか と思うほどです。

でも、この当時の映画の核の扱い方なんて
どれも似たり寄ったり。
科学的根拠のなさなどにめくじらたてなければ
相当楽しめます。

潜水艦という密室状態で
暴走するネルソン提督とそれに反発するクレーン艦長との
人間ドラマ。提督と艦長どっちがえらいのでしょう。
どうも、提督のほうがえらいようです。

とにかくネルソン

「核を打つ。打つっつーたら打つ。地球は救われる」の
一点張りですから

「俺についてこい」って言われたってねえ・・・。

そこに、うっかりVIPで乗ってきちゃって、
「しまった~」な美人?心理学者や
海に浮かんでいるのを助けられた狂信的海洋学者
も加わって、人間ドラマは実に濃く濃く展開していくのです。

まーネタばれなんですけど美人心理学者
あれこれ画策して核の発射を阻止しようと、いろんな
トラブルを巻き起こすんですが
しまいにゃ、潜水艦の中!!で飼っていたサメに食われますから。
すいません・・笑ってしまいました。そりゃねえだろう。

それにあーた。ヴァン・アレン帯のせいで地球が
暑くなったー つうてですよ
空は真っ赤に燃えているし、世界中の都市とは
通信不能(多分壊滅状態)になるし
大変なんですが、核ぶっぱなしたあと、まあ なんということでしょう
空には綺麗な青空がひろがりましたよ・・・・・・・・・(遠い目)

宇宙戦艦ヤマトがイスカンダルからコスモクリーナー持って
かえってきて、からからに乾いた地球に一瞬にして
水が甦った時くらい驚きました。

無茶な映画です。
だからこそ「空想科学」映画。
荒唐無稽なんですがなぜか憎めないそんな映画です。

古いSF映画が好きな方にはオススメ。

【くるっぱー】

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» 「地球の危機」潜水艦モノ。60年代のSFなので映像はともかく、... [Happy?おちゃのま*しねま]
『地球の危機』【VOYAGETOTHEBOTTOMOFTHESEA(海底への旅)】1961年・米監督・製作・原案:アーウィン・アレン脚本:アーウィン・アレン/チャールズ・ベネット撮影:ウィントン・ホック特殊効果:L・B・アボット音楽:ポール・ソーテル/バート・シェフター主題歌:...... [Read More]

Tracked on September 19, 2005 at 09:36 PM

» 地球の危機 [かたすみの映画小屋]
テレビ・シリーズでも有名である原子力潜水艦シービュー号が活躍する空想科学映画です。タイトル通り、地球の危機に立ち向かう原子力潜水艦シービュー号の活躍を描いた映画です。建造されたばかりの原子力潜水艦シービュー号はネルソン堤督(ウォルター・ピジョン)の指揮の下、国会議員などを乗せて北極海に試運転にのり出します。ところが水面下を航行中、巨大な岩が水面から落ちてきて、不審に思って浮上したところ、空一面が真っ赤な状態になって、あたりの気温が異常に上昇していることが判りました。入った通信によると、この現象は... [Read More]

Tracked on September 20, 2005 at 12:51 AM

Comments

う。トラバスパムにあってますね(涙)
うちは掲示板に連日鬼のよーにあだるとカキコミで、削除削除の日々です。
IPアドレスで拒否しても、ネットカフェからでもやってんでしょうか、キリがないっす。

>宇宙戦艦ヤマトがイスカンダルからコスモクリーナー持って
かえってきて、からからに乾いた地球に一瞬にして
水が甦った時くらい驚きました。

もう、飲んでたコーヒー、キーボードに吹き出しそうになったじゃないですか~~(笑)まだ笑いがとまりませんがな・・・。

私も、「サメ飼うな」「いつか誰か食うんだろうな」と思ってましたが、ホントに食われてましたねぃ。

ダンディーでしたな、ネルソンの旦那!漢(ヲトコ)はこうと決めたら譲っちゃなんねぇ!でも核はどうかな(汗

Posted by: ルー | September 19, 2005 at 09:35 PM

 はじめまして、アメリカからお邪魔します。シュービュー号、と聞いて昔の記憶がよみあがりました。私はおばサンなのでTVシリーズを見ておりましたが、あまりにも子供のころなので内容はまったく覚えていません。映画があったとは知りませんでした。思えばこのころ日本ではアメリカのSFもんをいろいろ放送していて、私はほとんど好きで見ていました。タイムトンネル、トワイライト・ゾーン、宇宙家族ロビンソン、スター・トレックみんな大好きです。最近「宇宙家族ロビンソン」(Lost In Space)のDVDを見つけて家族で楽しんでます。セットは安っぽいのに脚本が面白く見ると癖になります。日本で見れるのか知りませんが。

Posted by: misao | September 20, 2005 at 10:53 PM

misaoさん はじめまして、コメントありがとうございます。
この映画が元になったという
テレビシリーズ、ものすごく評判がいいですね、
とても見たくなっています。
私も子供の頃、アメリカのテレビドラマシリーズを
見るのが好きで、バイオニックジェミーとか100万ドルの男
(だったかな?)とか、あとオーソン・ウェルズ劇場や
刑事コロンボをよく見ていた気がします。

日本でもよく再放送されるので
宇宙家族ロビンソンやスター・トレック、トワイライト・ゾーンは
見る機会に恵まれることがありますが
このシービュー号のドラマは
今回初めて知りました。
いつかやるといいなあ なんて思っています。
また遊びにきてくださいね。

Posted by: くるっぱー | September 24, 2005 at 04:48 AM

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