◆アンドロメダ・・・ (ロバート・ワイズ)
くるっぱー的採点板:〔★★★★☆]
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1971年 アメリカ
監督: ロバート・ワイズ
出演: アーサー・ヒル、デイヴィッド・ウェイン
ジェームズ・オルソン、ケイト・レイド、ポーラ・ケリー
ジョージ・ミッチェル
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<注!!ネタばれあり!!>
米軍の人工衛星が軌道を外れ、人口68人という小さな村、
ピートモンド近郊に落下した。
衛星を回収に向かった兵からの、悲鳴で終わる通信を聞いた軍上層部は
あらためて調査に向かい、驚愕の事実を知る。
村中の人間が死んでいるようなのだ。
国内から最高級の頭脳をもった科学者4人が集められ、
事態の解明に取り組む。
村人は皆、血液が粉末状になって死んでいた。
村で生き残っていたのは酒好きおやぢと生後数ヶ月の赤ちゃん。
一体何が原因だったのか!?
調査の結果、衛星に付着していた未知の生命体アンドロメダ菌株と
いうことがわかった。
爆発的に増殖していくアンドロメダ菌株。
このままでは大変なことになってしまう。
・・・・・どうすれば???
子供のときに見て、大変印象的だったのですが
実はちっともストーリーを覚えていなかったことが今回判明。
覚えていたのは、
「とにかく息をハアハアいわせて、呼吸苦しくなったら助かる」
という、中途半端な場面だったのでした。
記憶では、フィルムがずいぶん色褪せていた古い映画という
イメージだったのですがデジタルの世の中ありがたいですなあ
大変クリアな映像で再び楽しむことができました。
大変地味な映画ですが、一見の価値あり。
CGなくてもドンパチなくてもハラハラするSFって
なんだか大変ありがたいような気持ちさえいたします。
さてこの映画の肝、それは
この事態を収拾するために、科学者が集められた秘密の基地。
この徹底的に作りこまれた基地が圧巻。
71年の映画ですから、多少今となってはディテールが古臭いところ
もあるのですが、とりあえず、その基地は名目上、
そういった宇宙からの謎のウイルスなどによる病災害の
対策のために作られた科学の粋を集めて作られた
すっげー基地なのです。
(実はこれは細菌戦用に作られたものであることもあとで
判明、なるほど、こういう設定は当時の世界情勢を思わせます。)
周囲には何もない荒れ果てた土地に、
地上にはカモフラージュ用に農業研究所などが作られております。
あああ、ありそ~~~ アメリカにありそ~~~~。
怖いよ~。
その下に地下5階まである、研究施設が建てられているのですが
一番地下に行く為には、延々と消毒されなければなりません。
ここを実に長々と描写するわけですが
それが、なんともはや、不気味なんですね。
ええもう 体中毛穴に至るまで殺菌消毒されます。
やりそ~~、アメリカやりそう~~。(←偏見)
それでもなお基地に汚染が広がった時のために
核による自爆装置もついています。
やるよな~~アメリカやるよな~~~。(←妄想)
古臭いコンピュータや、かちんかちんと音のする、
ピカピカひかるボタンのある精密機器の数々、
アナログ感あふれるテレビ会議なども
あまり違和感なく、人間の作った、実に非人間的な空間が
この緊迫した事態をより際立たせるのに一役買っています。
こんだけ科学の粋をこらしても・・・・
とんでも8分あるいて10分なおとぼけミスがあったりして
見ているこっちは、ぜえはあぜえはあ。
アンドロメダ菌株の謎がわかってからは
立て続けにトラブル続いて息もつかせぬ展開、
細菌汚染の恐怖や核爆発の恐怖、いろんなもの堪能できて
ああ はらはらどきどき。
どんなに科学が発達したとしても、それを使うのは
完璧ということがありえない人間なのだ ということを
ちょっとかみしめてみたり。
科学者達も、なかなかそれぞれ個性的です。
人情派の若い医者やヘビースモーカーで毒舌家の女科学者、
出来る奴だけど強引で視野が狭そうなリーダー
間にはいってまあまあという、和み担当のおじいちゃん科学者、
と、たった4人ですが十分にドラマが展開します。
特にヘビースモーカーの科学者、私は好きです。
けっこうやなおばちゃんですが、ずっと見てると愛が湧きます。
あっ、お色気担当もいるですよ!看護婦さん。
綺麗です。
そう言われれば、子供好きの方のために赤ちゃんも出てるし
おじいさん好きの人のためにおじいさんも出てるなあ。
意外とキャスティングに隙なし??
・・・・で、結局どうやって事態が収拾されたかというと
わりとあいまい。いや、一応答えは出てるんですけど
それでいいのかー という感じ。
だけど、結局そういうものなのかもしれない。
機会があれば是非。
【くるっぱー】
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» アンドロメダ・・・ [かたすみの映画小屋]
女性4人グループSPEEDが出ている私的トホホ映画『アンドロメディア』ではありません。30年前にマイケル・クライトンの原作「アンドロメダ病原体」を映画化した作品です。人工衛星がニュー・メキシコの村に落下したので陸軍が回収に向かいますが、住民は原因不明の現象でほんんどが死亡していました。さらにそれを伝えた陸軍の兵士たちからの連絡も途絶えます。尋常ではない状況に政府は非常体制を発令、最高権威である4人の科学者を集めます。現地を調べたところ、村人は血液を粉末状に凝固させてしまう宇宙からきた細菌であるこ... [Read More]
Tracked on September 11, 2005 at 06:42 AM
» 巨匠の値打ち [ ニ ュ ー ヨ ー ク ・ ブ ロ ウ ~NYでもタコ焼きを焼く英国人へ~]
また私の好きな人が、天に召された。
ロバート・ワイズ監督。
ロスのUCLA付属病院で亡くなった。
享年91。
ワイズ監督とはもう10年以上前に、
日本の映画祭でご一緒した事が有ったが、
こっちに来たのでそれっきりになった私。
随分前に会える機会に恵まれたが、... [Read More]
Tracked on September 17, 2005 at 05:32 PM

Comments
『アンドロメディア』じゃなくて安心しました(^^;。
なかなか真に迫ったSFで、小さい頃は非常に大人の理知的な雰囲気のする映画でした。今見ると古さを感じさせる部分もありますが、今なお起こりうる雰囲気を漂わせてくれます。
そういえば、おじいさん好きで思い出しましたが、『射[周鳥]英雄伝』という中国のテレビドラマ(全42話)がDVD(11巻)で出ていますが、かっこいいおじいさん好きには大推薦です。個性のカタマリのようなじじいがたくさん出ていて、純朴な主人公が少し影が薄いです(笑)。
西毒・欧陽峰(http://www.maxam.jp/gallery/shacho/19.html)
北丐・洪七公(左)と七公東邪・黄薬師(右)(http://www.maxam.jp/gallery/shacho/11.html)
好き好きはあるでしょうから、レンタル屋さんで見かけたらチェックしてみてください。
Posted by: サンタパパ | September 11, 2005 at 06:54 AM
>サンタパパさん アンドロメディア見る勇気まだないなあ・・・
さて、おじいさん情報ありがとうございます。
他にもサンタパパさんお薦め映画でまだ見ていないのたくさん
あるんですけど、このドラマも要チェックいたします。
Posted by: くるっぱー | September 13, 2005 at 01:42 AM
sale@mp3.com
Posted by: Eagles | September 22, 2007 at 08:52 AM