◆リクルート (ロジャー・ドナルドソン)
くるっぱー的採点板:〔★★★☆☆]
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2003年 アメリカ
監督: ロジャー・ドナルドソン
出演: アル・パチーノ 、コリン・ファレル 、ブリジット・モイナハン
ガブリエル・マクト 、ユージン・リピンスキ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<注!!ネタばれあり!!>
吊り橋効果って聞いたことありませんか?
怖いことを一緒に体験すると、ドキドキしてしまって
そのドキドキを恋と勘違いしてしまう・・・ゆえに
「男女が一緒に危険に晒されることで恋が芽生える」。
などと説明されている、アレです。
それが本当かどうかわからないけれども、要するに生理的な感覚を
間違えて脳が処理しちゃうわけですよね?
私がこの映画を見て、はらはらどきどきしたのは
コリン・ファレルとアル・パチーノの顔が
とにかく暑苦しかったからではないか!
今そんな疑問を抱いています。
つまり、
コリン・ファレルとアル・パチーノの顔が濃い
↓
暑苦しい、というより暑苦しすぎる
↓
つられて汗がでて、喉が渇き、緊張してしまう
↓
はらはらどきどきしているような気がする
と まあこんな具合で。
いや、お話自体も、はらはらどきどきするようなお話のはずでは
あるのですが、実際の出来以上にはらはらさせられた気がして
なんか勝負に負けたような気になっています。
あらすじは・・・・・
MITを主席で卒業した優秀な学生、ジェームスは某PCメーカーに
誘われていながらも、CIAのリクルーター、バークに誘われて
CIAの試験を受ける。
合格した彼はCIAの訓練施設、通称ファームで極秘の
訓練に参加するが、そこで彼が教え込まれたのは
スパイとしての苛酷なまでの心得、テクニック。
誰も信じることができない、信じてはならない!
しかしそんな中、同じ訓練生のレイアと、ほのかに
心を通じ合わせるジェームス。
その後、拷問の訓練に屈してしまったジェームスは
放校処分となるが、実はそれは彼が特殊工作員となるための
偽装であった。
彼に与えられた任務は二重スパイであるレイアの監視であった・・・
---------------
と まあこういう感じなんですが
圧巻なのは、ウソか本当かわからねど、CIAの訓練施設ファームでの
授業です。
本当にスパイってあんな授業受けているんだろうか。
そうだとしたら全員人間ひねまがってますな。
教官バークは
「我々は金も名誉もなにも持てない、私たちが持っているのは何だ?
信念だ。」みたいなこと言いますが(信念=自分たちは正義)
それも空恐ろしいですよ、アメリカの正義を全うする為に
こんなひねくれた根性を叩き込まれた精鋭スパイが日夜
世界を暗躍しているかと思うと!(←妄想中です)
で、まあ最初っから最後まで
何が本当かわからない、主人公二人の顔は暑苦しいってんで
みているこっちもなんだか汗だくに。
つい、つい、ものすごーくおもしろい気がして
最後まで一気に見てしまいましたが・・・・・・・・・・・・・・・・
よく考えると
そんなにおもろかったか?と。
ふと思ってみたり。
いや、そこそこおもしろかったんだけど
こんなにはらはらしまくるほどだったか・・・?と。
だって、だって・・・
折角のアル・パチーノが最後の最後で、ただのアホだったんですもん
なんだかもったいないよう~。
だましだまされのオチがあれかい! っていうか
オチは読めるんだけども、それまでの段階で
相当くるくる手のひら返されまくって、なにがなんだかわからんがね
の状態になっているので
最後にもっとなんてーか、すかーーーっと
だましてほしかったような。
そんなわけで、冒頭に戻るわけです。
こんなにはらはらしたのは・・・・・ と。
コリン・ファレルは、とても出来る奴のように映画の中でいわれてますが
行動がいちいち不審で、とてもスマートにスパイ活動しているように
みえない。髭でもそるとよかったんじゃなかろうか。
どうも猿顔には手厳しいワタクシでした。
でも見ている間はハラハラします。
レンタルで見るにはいいのではないでしょうか。
【くるっぱー】
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『Ghost In The Shell 攻殻機動隊』でいうところの「ゴーストがさ [Read More]
Tracked on September 07, 2005 at 10:58 PM

Comments
わはははは(笑)激しく同感。
だって2人とも眉毛濃いし(そこかよ
わたくし、ヒロインがアシュレイ・ジャドに見えてしまい、
えらい年の差カップルだこと、と勘違いしとりました。
なーんかねー、腑に落ちないまま、ああ、騙して騙されて
イヤな業界だねぃ、そーでもしなきゃあのでかい国は守れんのか、ご苦労なこって、と思ったのをおぼえとります。
パチーノさまが今まで出た映画の中で、「ジーリ」の次に納得
ゆかない配役でした(笑)
Posted by: ルー | September 07, 2005 at 07:47 PM
くるっぱー様
albrechtです。
「吊り橋効果」だったんですね!?
僕もこの映画が面白いのかと勘違いしてましたよー!
>行動がいちいち不審で、とてもスマートにスパイ活動しているようにみえない。
そう、結局、落第して正解だったという(笑)。
最後、CIAに正式採用されそうな終わり方してますけど、CIAの恥部を外部に漏らさないために地下倉庫の管理とかに配属されるのがオチですよね。
Posted by: albrecht | September 07, 2005 at 11:06 PM
アル・パチーノをキャスティングした割には画面に
あまり重厚感が出ていないのは、コリン君の耐えられない
存在の軽さが、アルさんの重みを消し飛ばしてしまった
からなのでしょうか。彼の鼻息がアルさんの持つ雰囲気を
吸い取ってしまったのでしょう。
ストーリー的には途中までは結構楽しめたのですが
最後の30分になると急にドリフの後半のようにバタバタ、
ドタドタ進んでいき、間の抜けた落ちがついてしまうB級の
作品と化してしまったのがどうも、もったいない印象でした。
アルさんには期待が大きい分、どうしても辛めな眼で
見てしまいます。決して最低だと言う作品ではないのですが
60点あるか、ないかという程度のものだと残念ながら感じて
しまいました。
くるっぱーさん、「フランケン」はまだご覧になる機会に
恵まれていらっしゃらないようですが、案外隣町のツタヤと
かに行ったりすると見つかるかもしれませんよ。それとか
旦那さんの定期を使って沿線を探すとかするとターミナル
駅のレンタルなどに穴場があったりするものです。
つい先日も通勤定期の沿線のターミナルのツタヤで
「フランケン」シリーズの最高傑作との誉れが高い、
「フランケンシュタインの花嫁」を見つけ、即借りして
しまいました。「TIME」誌のベスト100にも入って
いたのは驚きでした。
個人的には「オリジナルにかなうものなし」
の自分の中だけの映画格言を思い出しました。まあそれでも
充分に楽しめた作品でした。他のマイ映画格言としては
「時間が気になる作品はつまらない」や
「お尻がムズムズするのはつまらない」などがあります。
「フランケン」の内容はあえて詳しくは書きません。
ではまた。
Posted by: pulp | September 08, 2005 at 11:48 PM
>ルーさん アル・パチーノ氏にはものすごく期待して
しまいますからな。。。でも最近こういう役多くないですか
彼。もったいないおばけが出そうだ。
>albrecht さん そうか、コリン・ファレルは
窓際族に・・・泣ける話だったんですね、ヨヨヨ。
>pulpさん コリン・ファレルに罪はないんですけど
どーも、賢いスパイに見えなくて。
アル・パチーノ氏がもったいなかったですよ、ほんと。
ラストで、もう少し違う展開を見せたらもっと
おもしろかった と 素直に言えた気がします。
ところで、フランケンシュタインとか、なかなか
レンタルで見れないものは、やっぱり
DVD買っちゃおうかなーと思いはじめました。
今は信じられないくらい安くなってますもんねー。
高校生の頃は必死で名画座みたいなところに行っていたのにな
なんて思いました。
Posted by: くるっぱー | September 13, 2005 at 01:39 AM
くるっぱーさん、こんばんは。やはり買われますか。
じつは私もまだ見ぬ大作兼、レンタルにも置いていない
強豪たちを買おうかなという段階に来ております。
強く惹かれる強豪たちは以下の通りです。
「イントレランス」「狙撃兵」
「woman」「浪華悲歌」「さすらい」
「ゴダールの映画史」「銀嶺の果て」です。
ここのレビューで「イントレランス」があり、
ずっと読むか読むまいか迷っていたのですが、見たい
気がずっと続くので買う決心がつきました。まだ
読んでいませんので見ましたら、また感想を書かせて
いただきます。
その他につきましては「狙撃兵」は対位法について、
「銀嶺~」は黒澤がらみで、「woman」は淀川さんが
べた褒めだったため、「浪華~」は溝口さんの初期作品、
「さすらい」はアントニオーニ作品なのですが
「ニューシネマ・パラダイス」での劇中劇として出てきた
ため、「ゴダールの~」はWOWOWで昔やってた時に
挫折したもののどうにも気になるためです。
映画って、見れば見るほどまたその次を
見たくなりますね。それではさよなら、さよなら、
さよなら。って淀長さんみたい。
Posted by: pulp | September 13, 2005 at 11:57 PM
ゴダールの映画史・・。
これは私はくじけた作品ですねえ、
また機会があったらチャレンジしてみようかしら。
ゴダール好きな友達がいて
その人の話を聞くとすごーく、どれもこれも
よさそうな気がしてくるのですが
イメージと言語の織りなす、あの独特のゴダールの世界が
あまりすとーんと入ってこなかったのです。
嫌いというより、やや苦手かなあ
でも映画は年を経て見るとまた印象が変わるから
いつか又見てみたいとは思ってます。
イントレランスのレビューは天つば始めたばかりの頃に
昔見た記憶だけをたよりに書き留めたメモみたいな
感想なのでたいしたこと書いてないです~。
(やー、くるっぱー記事はいつもたいしたこと
書いてないのですが。)
見たら感想聞かせてくださいね。
他の作品はどれも知らないので要チェックにして
おきます♪
Posted by: くるっぱー | September 19, 2005 at 02:38 AM