◆地球の静止する日 (ロバート・ワイズ)
くるっぱー的採点板:〔★★★★★]
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1951年 アメリカ
監督: ロバート・ワイズ
出演: マイケル・レニー 、パトリシア・ニール 、ヒュー・マーロウ
サム・ジャッフェ 、ビリー・グレイ
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<注!!ネタばれあり!!>
先日、天つばを見てくれている古い友人から
「くるっぱーは、昔からこんなにホラーやオカルト、
B級映画が好きだったでしょうか」 と 聞かれましたが、
ええ、好きでした。
でも今は夏に録画してためておいた奴を、地道に消化中ゆえの
季節はずれの「ホラー・SF大会」となっております。
あしからず。
というわけで、皆様からのコメント、TB大歓迎の当ブログで
ございますが、記事の内容と全く関係のないアダルトなTB等は
ご遠慮申し上げたく存じます。
って、なんでいまさらこんなことを書くかというと
「ブロブ 宇宙からの不明物体」の記事に、たった一言
「女の人の性器」とゆうようなことを書いたらば
そのようなTBがきたからなわけですが。
ま、ひとつよろしくお願い申し上げます。
というわけでロバート・ワイズ期せずして二連発。
SFクラシック、「地球の静止する日」です。
東西冷戦下の危機感をそのまま題材にしたようなお話で
「核を捨てろ、平和であれ」というメッセージを
宇宙からやってきた高度に発達した科学の持ち主である
宇宙人クラトゥに託し、そのまんま剛速球で観客に投げつけてきます。
ま、しかしその平和を乱すようなことがあれば
もっと怖い巡回ロボがあっという間に地球など吹っ飛ばすぜ~と
暴力を暴力で威嚇しようとするあたり、平和のメッセージといえども
これが当時の限界だったのかなと思ってみたりしますが、
そういうことをさておいても
実に魅力的な「空想科学映画」なのであります。
お話は
地球に平和のメッセージを持ってきた宇宙人がやってきますが
いきなりの宇宙人の来訪に怯えてしまった地球の人たちが
ちっとも話を聞かないから
「そんなら地球の動きをとめてやる!こんなすごいことできるんやで、
人の話はちゃんと聞きや!」
と、宇宙人ががんばってみたりするわけです。
しかーし、宇宙人、平和主義のために武器一つ持たないせいで、
びびりまくった地球人に撃たれて殺されかけたりして
最後は、彼が言いたいこといって帰る というそういうお話。
雑で申しわけないがそんな感じです。
そんで合間には、純朴な少年と心の交流があったり
警察とのカーチェイスがあったり、SFというより
サスペンスを見ているような気にもなったり。
この映画の魅力は、古すぎて逆に斬新に思える特撮やロボットや
円盤の造形にあるでしょう。
まず最初に感動したのは
宇宙人のお召し物。美川憲一さんとかが着てそうなラメラメ衣装です。
モノクロ映画ですが、あれは間違いなく金色であろう。
金であって欲しい。
しかも見た目がむっちゃ普通のアメリカ人なんですね、宇宙人。
そこ特殊メイクのとの字もないよ、いいです、かえって斬新です。
さらに、宇宙人が友好のしるしにと地球の指導者に持ってきた
贈り物。
どっから見てもこわれたビニール傘みたいなんですね。
銃と間違われて、すぐに軍人さんに壊されちゃうんですが
だからっつうてそれがなんだかちっともわかんないわけです、
「贈り物だよ」という以外には、何の説明もなくて。
さすが「空想科学映画」。私たちの想像力を刺激してくれるのです。

で、これが有名なロボットのゴート。
心底かっこいいです。こんなロボット、今のデザイナーさんに描け言うても
絶対描けませんて。

とてつもなく固い金属でできているそうですが
足が曲がっているシーンをみると
どうみても「やわらか素材」。
心和みます。
そんなあれこれを、テルミンの音色と共に楽しみながら
堪能いたしました。
古臭いようで、古くない、ロバート・ワイズのSFクラシック、
お薦めです。
モノクロの映画って、モノクロだからこそでしょうけど
やはり影の使い方が気が利いていて、なんだかどのシーンも
一枚の写真のように見えるほど、雰囲気あります。
よく構図とか考えて撮っているんだろうな と 思いますです。
【くるっぱー】
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» 地球の静止する日 [かたすみの映画小屋]
1951年に作られたロバート・ワイズ監督のSF映画の古典であり、同時に金字塔とも言える作品です。1950年頃、宇宙空間から地球に向かって信じられない高速で空飛ぶ円盤が飛来してきます。銀色に光るその未知の宇宙船はワシントンの広場に着陸。警戒する軍隊が見守る中、宇宙船の中から光る服とヘルメットを装着した宇宙人クラートゥ(マイケル・レニー)が出てきます。ヘルメットを取ったクラートゥは地球人男性と同じような姿をし、英語で、他の惑星から来て危害を加えることはないと説明しますが、兵のひとりが発砲。クラートゥ... [Read More]
Tracked on September 13, 2005 at 07:54 AM
» 「地球の静止する日」 [samuraiの気になる映画]
WOWOWで放映していたので、久し振りに「地球の静止する日」を鑑賞いたしました。
公開は1951年、監督はジャンルを問わず数々の名作を送り出している名匠ロバート・ワイズ、SFファンには非常に評価の高い名作です。
ストーリーは[こちら]
最後に見てから15年程経過しているので、印象がだいぶ違いました。ロボットのゴトーが意外と活躍してなかったとか、ヒロイン役のパトリシア・ニールがあまり綺麗じゃないとか・・・。(笑)
さすがロバート・ワイズ、当時としては斬新なストーリーを手堅くまとめております... [Read More]
Tracked on September 16, 2005 at 12:00 AM
» 「地球の静止する日」巨匠ロバート・ワイズ作品。地球人に核を廃... [Happy?おちゃのま*しねま]
『地球の静止する日』【THEDAYTHEEARTHSTOODSTILL(地球が静かに佇む日)】1951年・米監督:ロバート・ワイズ 原作:ハリー・ベイツ脚本:エドマンド・ノース 撮影:レオ・トーヴァー 音楽:バーナード・ハーマン 俳優:マイケル・レニー(宇宙人、クラトゥ) ...... [Read More]
Tracked on October 24, 2005 at 06:29 PM

Comments
丁寧に制作された品のあるSF映画でした。
ゴトーのデザインは今見ると逆に新鮮ですねぇ〜。
「スカイ・キャプテン」に出て来るロボットも同じ系統ですなぁ。(笑)
Posted by: samurai-kyousuke | September 16, 2005 at 12:04 AM
いつもおもしろい評、楽しみにしてます。
ここでこの監督のことを知って、さて見ようかと思ったら訃報…。
ほとぼりがさめたころに見てみようと思います。
Posted by: rukkia | September 18, 2005 at 06:56 PM
>samurai-kyousuke様 お久しぶりです、ワイズ監督
お亡くなりになってしまいましたね。大往生と
思うのですがやはり残念です。ゴトー、かっこいいです。
手塚治虫の火の鳥に出てくるロビ?だったかな
あれと同じくらい今私の中で
素敵ロボットランキング上位に入っています。
>rukkiaさん こんにちは。そうなんですよ。
いろんなジャンルの映画を撮った方で、
どれも見ごたえのある作品ばかりなのですが
もうお年でしたからね・・・。
天つばでは
オードリー・ローズ(1977)
アンドロメダ・・・(1971)
サウンド・オブ・ミュージック(1965)
たたり(1963)
ウエスト・サイド物語(1961)
私は死にたくない(1958)
地球の静止する日(1951)
のレビューを書いています。
いつか地球の静止する日や
他の映画もご覧になってみてください。
私もまだ見ていない映画を見てみようと思いました。
Posted by: くるっぱー | September 19, 2005 at 02:46 AM
これと、「アンドロメダ・・・」、是非観てみたくて、レンタルビデオにはなかったので中古を購入しました。
折しも・・・ですね。本当に。ロバート・ワイズ監督の訃報、私も驚きました。ご高齢でしたけれども、やっぱりさみしいものです。
最近、旧い時代の名作をあらためて観てみたいんですよ。過激なカルト作品と平行して(笑)
Posted by: ルー | September 19, 2005 at 09:40 PM
いやぁ、よかったですね!
くにゅ。ってヒザの裏にはウケてしまいましたが(笑)
すごく意識の高いSF作品ですよね。
それでいて娯楽色も充分にあって。
ダイヤ(に似た石)の使い方も面白いですねー。
Posted by: ルー | October 24, 2005 at 06:32 PM