◆大魔神 (安田公義)
くるっぱー的採点板:[★★★★★]
| DVD:大魔神 → Amazonで詳しく見る |
1966年/日本
監督: 安田公義
出演:高田美和、青山良彦
藤巻潤、五味龍太郎、島田竜三
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<!!注!!ネタバレあり>
問答無用!
年の暮れに、荒魂大暴れ!!
ばりばり、めりめり〜〜!!最高ッス!
まじ最高ッス!(興奮中)
先日wowowにて放送されていたので子供の頃以来
久しぶりに見てしまいました。
昔もなぜか年末に放送していた気がするなあ。
ついでに野球選手の佐々木主浩氏が
なぜ大魔神と呼ばれるようになったか、
というのを再確認しました。そーそー、そーなの、

顔が似てるのよね!
つーわけで巨人ゴーレムの伝説を下敷きにした
日本の特撮映画です。
多くを語る必要なし、間違いなくおもしろい。
ワタクシとしては、もー怒り狂ったらなんでもかんでも
ぶっつぶす大魔神さまにはメロメロです。
好きにしてぇ〜〜ん。
あらすじ=========================
戦国時代。丹波のある山里の城下には魔神の伝説があり
その怒りを鎮めるために人々は毎年、魔神封じの
お祭をしていた。ある年の祭りの夜、領主花房忠清に対して
家老左馬之助一味が謀反を起こし、里は左馬之助一味が
支配することとなった。花房忠清の遺児二人は命からがら
助けられ武神像のそばの洞窟に隠れ住みながら成長を遂げる。
その間、左馬之助の圧政に領民たちは苦しめられ、
立派な青年となった遺児忠文も捕えられて処刑されることに。
忠文の妹、小笹は必死に武人像に祈る。
願いは通じ、武神像が怒れる魔神へと変身した・・・・・。
ってわけで
わかりやすい勧善懲悪の物語です。
ただしその単純さの中にとてつもない
力強さがある。
前述したようにヨーロッパの巨人ゴーレム伝説を
下敷きにしつつ日本の伝説・民話をうまく
ミックスして作っていて、
私たちが自然に持っている、アニミズム的な
感性に強く訴えかけてくるパワーがあるのです。
荒ぶる神はなんつーんでしょーか、
善悪でお裁きを下すわけじゃないのですな。
自然、というか天災ってそういうものですよね、
こっちがいいひとだろーがわるいひとだろーが
関係ない、すさまじい破壊の力です。
人間の私利私欲などとは無関係な力。
人間の小賢しい知恵くらいでは制御できない力。
だからこそ昔の人は自然を敬い、神様を
「鎮め」ていたんですよね。
とにかく怒らせちゃなんねーだよーー。
怖いだよ。
大魔神さま、悪い人にも、もちろん痛快に
ばっさばっさ天誅加えまくりますが
しまいにゃ、何壊してるんだかわからないほど
暴走します。したい放題です。
見ていて気持ちいいくらいです。
もちろん最後は美女のおかげでお鎮まりくださるのですが。
あそこで止めてなかったら皆殺しだったんだろーなー
ぶるぶる。
このあたりのダイナミックさが
理路整然としたキリスト教的な神のお話と違うところ
だと思います、そしてそこがおもしろいのだ。
それに特撮自体も迫力満点。
埴輪顔の武人像から大魔神様に変身するところ
とか、小さい時はよく真似してたなあ。
手をすっと顔の前でスライドさせて
「うがーーーーっ」と変身。
超、かっこいいっす!しびれるす!
大魔神の目は本物の人間の目を合成してるのかな
「ぎらり」とにらまれたら間違いなくちびっちゃいます。
大きな大魔神様が村で暴れるシーンも
ダイナミーーック、この大魔神様が大暴れするまでの
ストーリー全部忘れてしまうほどの大暴れ。
いや、この大暴れが見れただけでもいい、っちゅうくらい
いい暴れん坊ぶり。
このシリーズ人気が出たみたいで、
この「大魔神」が作られてからわずか一年のうちに
続編が二本作られています。
いやー おもしろかった。
【くるっぱー】
TrackBack
TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27057/2322774
Listed below are links to weblogs that reference ◆大魔神 (安田公義):
» 大魔神 [映画は世につれ、書は人につれ]
大魔神高田美和 青山良彦 藤巻潤 安田哲郎徳間ジャパンコミュニケーションズ 20 [Read More]
Tracked on March 29, 2005 at 12:55 PM
» 大魔神 [かたすみの映画小屋]
昨日のNPB阪神-横浜戦は阪神の藤本選手が、横浜のクローサー佐々木投手からサヨナラ・ヒットをもぎとるという劇的な試合でした。横浜の佐々木投手は大魔神と呼ばれ、かつては絶対的守護神として名を轟かせメジャー・リーグにも行った投手でした。... [Read More]
Tracked on April 12, 2005 at 12:04 AM

Comments
三部作は小さい時にすべて見ていましたが、ごちゃごちゃにシーンを覚えていたため、改めて見た時にしっかりとした筋書きがあったこと(水戸黄門レベルだけど...)に驚いた。なんせ三十年前ちかくに見たものだから、いつ大魔神が海を渡るんだっけとか(二作目)、温泉に突き落とされるのはこれだったかなあとか(三作目)かなり自分で思い込んでいたものと違うのでとても楽しめました。ただ私がこれを見たのは十一月で、しかもツタヤから借りてきて見ました。しかもうちの近所には全く無かったので大阪の難波(阪神が優勝したとき、馬鹿者どもが跳び込んだところのそば)のツタヤまで行かねばなりませんでした。そのあとに放送があったためメッチャ損した気分でした。彼が活躍したのは正味三年くらいで、しかも他の作品にゲスト出演する(東宝のスターのように)わけでもなかったが、与えた影響はすさまじく、大魔神ごっこはもちろんのこと、大学時分の夢にまで久々に出てくる始末(彼が俺をひたすら追いかけてくるという怖さで、最後には隠れようとして道路の溝のコンクリを外して逃げ込んでしまいました。最後は捕まり、気を失ったところで終わる。)でした。こんなモンスターはこやつのみでした。
Posted by: pulp | January 10, 2005 at 01:22 AM
pulpさん コメントありがとうございます。
大魔神シリーズ全てご覧になってるんですね!
ほんと、夢に出てくるっていうの、
わかります。
こんなにインパクトの強いモンスターというか
怪物というか神様というか・・・私も
初めてでした。
まさに「大魔神」!!
コメントを拝見してますます続きの二本が見たく
なりました。
【くるっぱー】
Posted by: くるっぱー | January 11, 2005 at 12:45 AM
とにかく破壊力パワーが圧倒的な映画でした。怖かったバイ。大天災と同等でありながら、カワイコちゃん(死語)にだけは弱いところが実は結構お茶目です。
まあ、実はキリスト教の神もとりあえず気に食わんもんはガラガラポンして贔屓衆だけ助けるんは一緒ですけど(^^;(ノアの箱舟とかソドムとゴモラとか彼ら以外の正直者がかわいそう(^^;)。
このシリーズ、2作目・3作目は寄る年波からか(ってわずか1年で(^^;)だんだん大魔神もアマちゃんになって、子供の味方になってしまうので、私は1作目が最高だと思っていますが、それでも後の作品も結構見所がありますよ。
Posted by: サンタパパ | April 12, 2005 at 12:14 AM
サンタパパさん こんにちは
ワシも怖かったバイ。のちの作品は
ナカナカ見る機会がないのです。
テレビでやってくれないかなあ と思っております。
Posted by: くるっぱー | April 12, 2005 at 04:26 AM