◆猿の惑星 (フランクリン・J・シャフナー)
くるっぱー的採点板:[★★★★★]
| DVD:猿の惑星 → Amazonで詳しく見る |
1968年/アメリカ
監督:フランクリン・J・シャフナー
出演:チャールトン・ヘストン、リンダ・ハリソン
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
言い尽くされた感があるが、それでも言わずに
いられない、衝撃的なあのラスト。
大どんでん返しラスト選手権があったとしたら、
いまだにきっとトップを走っているんじゃなかろーか。
作品の中に文明批判や社会批判を織り込みながら
(本作品のそれは今では単純に思える語り口では
あるが)エンターテイメントとしてきちんと
結実したこの作品は、SFというジャンル自体が
B級扱いされていた時期に
「SF映画の可能性」を示してくれた。
SFを子供のものと思っている人にそうではない と
教えてくれたというか。
(この年には「2001年宇宙の旅」も公開されています。
当たり年だね)
猿メイクも今見ても全くおかしくない、というか
素晴らしい出来栄えだし、本当に
インパクトのある作品だった。
だから細かいことはつつかないようにしよう。
不時着した惑星の猿が「英語」を
喋っている時点で
「そこ地球やろ!?」と思ったりしないようにしよう。
てか主人公はなんでそれに気づかなかったのかが
不思議じゃ。
あまりにヒットしたせいですかね
矢継ぎ早に続編が作られていますが
単品としての出来はこれが一番いいでしょう。
しかしこの5作品を続けてみるのもまた楽し。
「猿の惑星」サーガとして楽しめます。
しかしこの間テレビのバラエティクイズ番組で
知ったのですが、この猿の惑星の原作者、
ピエール・ブールは第二次大戦中に、日本軍の
捕虜になってしまって、その悔しさを
ぶつけて出来たのがこの作品だって。
なるほどなあ。
この映画、どうみても人種問題の話だもんなあ。
有色人種VS白人の現代の様子をさかさまに
したという。そのあたり続編ではよりいっそう強調されて
きますが、それにしてもなんですな。
わしら猿かい。
【くるっぱー】



Comments
今日、僕はジーラにそっくりなおばさんを見ました。
最初見た時は「はて?このおばちゃん、どっかで会った
ような気がするな。」と考え込んでいましたがすぐに彼女に
似ていることに気づきました。
うれしくなった僕は用事をそっちのけにして彼女が
何を買い物するのか期待感で頭がいっぱいになってしまい
ました。結局彼女は「アタック」やら「カロリーメイト」やらを
せかせかと買っていました。
僕は頭の中で「違う。そやない。バナナや。バナナをかうんや。」
と念じ続けましたがとうとうかなわずがっかりとしました。
おそらくあれはコーネリアスと食べるに違いないと思いました。
猿は爆発後にわが国に入り込んでいたのです。
それはさておきこの作品では、ぼくら「イエロー」は
そのまんま「猿」として、そして「黒人」の人たちは強い
「ゴリさん」として描かれています。白人のみが人間である
という優越感を逆手に取ったアイデアが見事です。
作品としてはあのラストシーンに勝る演出はいまだに
見たことがありません。ただ不満なのはその年のアカデミー
賞の特撮部門においてこの作品が選ばれましたが個人的には
キューさんの「2001」のほうの「おさるさん」のほうが
出来が良かったように思えます。
Posted by: pulp | May 09, 2005 at 01:18 AM
pulpさん こんばんは。
>僕は頭の中で「違う。そやない。バナナや。バナナをかうんや。」
>と念じ続けましたがとうとうかなわずがっかりとしました。
爆笑してしまいました。
バナナ買ってくれたらよかったのに。
この作品が出来た年はSF映画大当たりですね。
特撮部門は「猿の惑星」が取っていたんですかー、
確かに特撮は2001年のほうに軍配があがるように
思いますが、猿パワーが買ったのですね。
Posted by: くるっぱー | May 09, 2005 at 01:23 AM