◆ファイト・クラブ (デヴィッド・フィンチャー)
ヤココ的採点板:[★★★★☆]
![]() | DVD:ファイト・クラブ → Amazonで詳しく見る 原作本:ファイト・クラブ/チャック・パラニューク サントラCD:ファイト・クラブ |
1999年/アメリカ
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット、エドワード・ノートン
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
当時、割に流行りましたね。
それに実際とてもオモシロイですよね。
おもしろいんだけど、ある意味、罪作りな映画かと。
なんかこー、「言いたいコト」らしきものが、ビミョウなの。
クールぶってくるくせに説教臭い、とでも言おうか?
なんかそれがとてもかっこ悪く感じたのだ。
まずこれを観て勘違いしちゃうヒトがいそうで
それが何だか、とてもイヤ。
バイオレンス結構、クソ野郎結構なんすけど、でも。
結局、なんだか「かっこいい」じゃないですか。
クソ野郎とか自分を括りつつ恍惚に浸る人間を
このよーに煽るのはやめていただきたい。
「血反吐なめて這いずれよ、それがクール」みたいな。
そーゆヒトが煽られそうなんですよ、また。
で、それがどこにも行き着かない、
からっぽのバイオレンス…ならまだ良いのだけれど、
そこまでおパンクな訳でもなく、変な湿気がある。
だいたい、人間集まるとおかしな事になるから。
宗教かよー。一人ですっくと立ってよねえ。
そんでもってその辺でまた悶着あったりして、
最終的には説教臭さを感じるのだ。
・・・・こんなもんをクールと呼ぶのは絶対にイヤじゃ。
ま、そこに目をつぶれば、映画自体は、
中盤〜後半失速するも、スピード感を持って楽しめ、
めまぐるしくてスリリング。
適度なアホくさ感も悪くないし、音楽もいい効果。
そう、マスタベ的ながらも前半は「個」なので、楽しいです。
後半はうんざりするけどね。
ブラッド・ピットはほんとにヒーローですね。
彼が画面に現れると、なんつか キラリン☆と光りますものー。
対するエドワード・ノートンのなで肩がまた、イカしてます。
てなわけで 映画的な評価は★4コと良いのだけれど
なんかイヤな後味残るなあ、つー、
ワタシの中ではどーもヘンな位置づけ。
それにしても、911の前だから作れたのよね。
よーするに、蹴散らせ笑い飛ばせ的なんだけれど、
笑えない問題を内包してるから、
もの申したくなる後味が…てことなのかな。
ああ、でもワタシ、
決して道徳の話がしたいんじゃない。むずかしいわあ。

【ヤココ】
TrackBack
TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/27057/604690
Listed below are links to weblogs that reference ◆ファイト・クラブ (デヴィッド・フィンチャー):


Comments